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10月の記事一覧

TITLE:【Exhibition】山本容子展『詩画集 プラテーロとわたし』刊行記念

October 11.2019

丸善創業150周年記念
山本容子展『詩画集 プラテーロとわたし』刊行記念 -物語に出会いを求めて-

     会期:20191023()29() 営業時間:9時〜21時(最終日は1600閉場)
     会場:丸善・丸の内本店
4
階ギャラリー


    〈ミニトークとサイン会のお知らせ〉
     1026() 17001800
     翻訳の波多野睦美さんの朗読、大萩康司さんのギター演奏もあります。



展覧会リーフレット


詩と音楽を包みこむ銅版画

刈谷政則 (編集者)

   ノーベル文学賞を受賞したフアン・ラモン・ヒメネス(1881-1958)というスペインの詩人をご存知でしょうか。彼の代表作、ロバと詩人の感動的なエレジー『プラテーロとわたし』は世界中で愛されている散文詩集です。このすぐれた音楽性と豊かな色彩にあふれた作品には、イタリア生まれの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコが作曲したギターと朗読のための28曲があります。それが今回の企画の出発点でした。
   メゾソプラノ歌手・波多野睦美さんの〈音楽に合わせた朗読〉にふさわしい斬新な日本語訳、そして、その世界を包みこむような山本容子さんの銅版画。容子さんは今回の仕事についてこう書いています――「大萩康司さんのギターの演奏と波多野睦美さんの朗読を聴きながら、銅版をオレンジ色の絵の具を塗布したキャンバスに刷った。オレンジ色のベースは、ヒメネスとプラテーロの素肌のあたたかさと、太陽があたためた大地の色、信頼関係の色。・・・・・・(詩人とロバが)時空を飛び越えた」。
   こうして〈詩と音楽と絵〉が一体になった素晴らしい詩画集が生まれました。


新刊書籍
『詩画集 プラテーロとわたし』
JR・ヒメネス=作 波多野睦美=訳 山本容子の新作銅版画28点を収録
A5変型判上製 120ページ 本体価格1,700(税別)  理論社

書籍詳細はこちらより

 

CD『プラテーロとわたし』
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ
大萩康司(ギター)
波多野睦美(メゾソプラノ、朗読)
定価4,545(税別) MARCO 001/2
MARCO CREATORS/キングインターナショナル

 

丸善・丸の内本店の会場風景です。

 

ミニトークに沢山のお客様が来場されました。
波多野さん、大萩さんのミニコンサートもあり楽しいイベントになりました。(写真右)

 

サイン会での山本容子、波多野睦美さん、大萩康司さんです。
三人の署名が入った『プラテーロとわたし』のサイン本、ロバのプラテーロのドゥローイング入りです。(写真右)

Category: Exhibition
Posted by: lucas

TITLE:【Others】読売新聞 夕刊 「たしなみ」挿画

October 08.2019

2012年4月から読売新聞夕刊の隔週火曜日に、現代の人間関係のありようや世相を考えるエッセーを集めた「たしなみ」のコーナーの挿画を制作しています。

2019年4月からの作者は星野博美さん(作家・写真家)、恩田侑布子さん(俳人)のお二人です。7年目に入った連載を引き続きお楽しみください。


©Yoko Yamamoto

読売新聞夕刊「たしなみ」挿画、2019年10月8日のテーマは「お祭りのマナー」星野博子さんです。

Category: Exhibition
Posted by: lucas



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