今夜、メゾソプラノの歌手、波多野睦美さんのコンサートに行ってきました。

銀座の王子ホール。大好きな空間です。

歌曲の変容シリーズ15回目は、バンドネオンの北村聡さんとコントラバスの田辺和弘さんとのコラボ。

プログラムは、アマポーラからはじまり、オブリビオンで終る17曲。

選曲、編曲に驚きました。

 

30年も追っかけをしている波多野さんですから、CDは多分全曲持っています。

その中でもお気に入りのバロック期のイングランドの作曲家パーセルの「ソリチュード」(孤独)は異次元をさまよいました。

アルゼンチンの作曲家ラミレスの「アルフォンシーナと海」には、迷い子になるくらいの大海原が出現しました。

 

驚きのコンサート。波多野睦美さんは、仲間と共に進化しています。

まだまだ追いかけて刺激を受けたいです。

 

 

山本容子