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02月の記事一覧

TITLE:【Media】「SWITCH」VOL.41 NO.3 MAR.2023にインタビュー記事が掲載されました!

February 28.2023

「SWITCH」VOL.41 NO.3 MAR.2023

   SWITCH PUBLISHING 発売中!



30年振りに「SWITCH」のインタビューを受けた。
100 回目のインタビュアは小説家の戌井昭人さん。初対面だった。
30年前、学生だった頃に、「SWITCH」で私の特集記事を読んでこう感じたという。
「このまま、とっちらかった状態でも、停滞しなければいいのではないか」
聞いて素直に嬉しかった。30年前に出会っていたのだったから。



撮影:浅田政志

 

「SWITCH」は37歳の頃の私のバイブル。「ミッキー・ローク」「サム・シェパード」「スティング」の特集を読むことが出来た。力強く、軽やかに境界線を越えてゆく人達を紹介してくれた。

アーティスト同士で会話するようにページをめくっていた。
バックナンバーは今でも宝物です。



「SWITCH」1994 March Vol.12 No.1

 

1994年の「山本容子特集」は写真家の操上和美さんに改めて感謝したい。彼のひきしまった白黒写真のおかげで上質なポートレートが残っているのだから。メレット・オッペンハイムに憧れて撮っていただいた。
それからチーフエディターの新井敏記に、忘れずにいてくれてありがとう。
あいかわらず年代物のツイードのジャケットがお似合いの声でした。

Category: Media 
Posted by: lucas

TITLE:【Exhibition】「とびたつとき  池田満寿夫とデモクラートの作家」展

February 03.2023

とびたつとき

「池田満寿夫とデモクラートの作家」展がはじまります。

私が生まれた1952年位から、日本に銅版画や石版画の技法を使った作品が多数誕生してきました。それまでは版画といえば木版画が主流でした。

私の恩師だった吉原英雄さんは、石版画の技法を印刷屋さんから学び、その技術を磨いて作品を作りました。

友人だった池田満寿夫さんは、銅版画で即興的な線を使った作品を発表しました。そして二人共国際展で活躍するスターになったのでした。この二人の作家とその後出会ったことが、私の原動力になっています。

1950-1966年頃までの、当時世界を席巻した日本の版画と出会って下さい。詩を読むように、見て、画面を歌うように味わいましょう。

 

山本容子

 

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【とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家】

会場:和歌山県立近代美術館2階展示室
会期:2023年02月04日(土)~2023年04月09日(日)
時間:9時30分〜17時(入場は16時30分まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 800(640)円、大学生 500(400)円

※ ( )内は20名以上の団体料金

・高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料

・第1日曜日(2月5日、3月5日、4月2日)は無料

・第4土曜日(2月25日、3月25日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料

 

講演会「わたしの版画事始め」 山本容子(銅版画家)

日時 : 2月4日(土) 14時から、2階ホールにて。聴講無料、先着60名。

 

https://www.momaw.jp/exhibit/2022_ikedamasuo/

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池田満寿夫《タエコの朝食》1963年 ドライポイント、ルーレット、エッチング 広島市現代美術館蔵

Category: Exhibition
Posted by: lucas



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