10 『カナリアが飛んだ』
©Yoko Yamamoto
このシリーズでは銅版をさまざまなカタチに切りぬいた。枝と枝の間の空のような。道のような。抽象的な空間のようなカタチと、花・動物の足といった具体的なカタチ。全部が同時に存在する時空間をキャッチしなければと思ったからです。ここでは真中にプラテーロの空をけっとばした足があり、その空を飛びつづけていたカナリア、あるいは羽を休めたカナリアがいた時間を描いてみました。
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