Title:【Exhibition】山本容子展『詩画集 プラテーロとわたし』刊行記念
山本容子展『詩画集 プラテーロとわたし』刊行記念
-物語に出会いを求めて-
会期:2020年1月29日(水)~2月10日(月) 営業時間:10時〜20時(最終日は16:00閉場)
会場:丸善岡山シンフォニービル店 地下1階ギャラリー
岡山市北区表町1-5-1 TEL 086-233-4640
〈サイン会のお知らせ〉 2月9日(日) 14:00~15:00
※ギャラリーにて対象書籍をお買い上げのお客様先着80名様に
1月29日(水)より整理券をお渡しいたします。
今展ではキャンバスに銅版で刷った『プラテーロとわたし』の書籍原画全28点をご覧いただくとともに、新作版画、書籍になった版画、関連書籍、CD、グッズ等を販売いたします。 久しぶりの岡山での展覧会になります。是非お出かけくださいますようお待ち申し上げます。
展覧会DM
詩と音楽を包みこむ銅版画
刈谷政則 (編集者)
ノーベル文学賞を受賞したフアン・ラモン・ヒメネス(1881-1958)というスペインの詩人をご存知でしょうか。彼の代表作、ロバと詩人の感動的なエレジー『プラテーロとわたし』は世界中で愛されている散文詩集です。このすぐれた音楽性と豊かな色彩にあふれた作品には、イタリア生まれの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコが作曲したギターと朗読のための28曲があります。それが今回の企画の出発点でした。
メゾソプラノ歌手・波多野睦美さんの〈音楽に合わせた朗読〉にふさわしい斬新な日本語訳、そして、その世界を包みこむような山本容子さんの銅版画。容子さんは今回の仕事についてこう書いています――「大萩康司さんのギターの演奏と波多野睦美さんの朗読を聴きながら、銅版をオレンジ色の絵の具を塗布したキャンバスに刷った。オレンジ色のベースは、ヒメネスとプラテーロの素肌のあたたかさと、太陽があたためた大地の色、信頼関係の色。・・・・・・(詩人とロバが)時空を飛び越えた」。
こうして〈詩と音楽と絵〉が一体になった素晴らしい詩画集が生まれました。
新刊書籍
『プラテーロとわたし』
J. R. ヒメネス=作 波多野睦美=訳
山本容子の新作銅版画28点を収録
A5変型版上製120ページ
本体価格1,700円(税別)
理論社
詳細はこちらより
CD
『プラテーロとわたし』
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ
大萩康司(ギター)
波多野睦美(メゾソプラノ、朗読)
定価4,545円(税別)MARCO 001/2
MARCO CREATORS/キングインターナショナル
詳細はこちらより
丸善岡山シンフォニービル店 会場風景。