9 『四月の田園詩』
©Yoko Yamamoto
プラテーロは子供たちと一緒に山から戻ってきました。背中には風鈴草をいっぱいのせて。プラテーロはその黄色い風鈴草をくわえては、青葉色のよだれをみせて食べます。「四月の午後は移り気」です。雨がふったかと思えば夕陽が沈んでゆくのも見えるのです。プラテーロの鳴き声が優しくひびくところが描きたかった。
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